保険・年金の捨て時

再発行が難しいものと、毎年届くので捨ててよいものが混在します。区別して判定します。

保険・年金の見かた

この分野は、書類そのものより「契約があること」を家族が知っているかが要です。

保険証券を捨てても、保険金は請求できます。契約は書面が無くても成立しており、
証券は内容を書いた紙にすぎません。再発行も無料でしてもらえるのが普通です。

本当に困るのは、契約の存在そのものが分からなくなったときです。
生命保険には協会の契約照会制度がありますが、
使えるのは死亡か認知判断能力の低下のときだけで、有料です。
損害保険には、これに相当する横断的な制度がありません。

年金の書類は逆で、紙より記録のほうが確かです。
ねんきん定期便と同じ内容は、ねんきんネットでいつでも見られます。
ただし登録に必要なアクセスキーは定期便に印刷されているので、
登録がまだなら、捨てる前に済ませてください。

控除証明書は、手続きのしかたで答えが正反対になります。
年末調整で会社に出した分は会社が保存しますが、
e-Tax で添付を省略した場合は、本人が5年間の提示責任を負います。

保険・年金の対象(3件)

この分野で勘違いされていること

どちらも一次資料(法令の条文・官公庁の案内)で確かめた内容です。 詳しい根拠は、それぞれの対象のページに全部出しています。

  • 保険証券が無いと保険金を請求できない

    証券が無くても請求できます

    保険契約は書面が無くても成立します。
    紛失した旨を伝えれば手続きは進みます。

    保険証券のページで確かめる
  • ねんきん定期便は取っておかないと記録が分からない

    ねんきんネットで見られます

    全期間の加入記録をいつでも確認できます。
    ただし登録用のアクセスキーは定期便に印刷されています。

    ねんきん定期便のページで確かめる

このサイトの判定のしかた

このサイトは一般的な保存期間の一覧ではありません。 条件を数問えらぶと、その人向けの結論が出ます。 どの対象のページでも、次の2つを必ず分けて示しています。

  • 法律で必要な保存 — 誰にかかる義務なのかまで書きます
  • 念のための保存 — 時効や手続きの期限から逆算した目安です

すべての数字に出典と最終確認日を付けています。 考え方はこのサイトについて、 いつ何を確かめたかは更新履歴にあります。